2022.1.10|Webデザイナーになる方法

Webデザイナーを目指そうとした切っ掛けと理由

Webデザイナーを目指そうとした切っ掛けと理由

Web業界での活動は14年にもなりましたが、IT・Webの世界は奥深く、覚える事も、勉強する事も今でもなくなりません。
Webデザイナーになることを切っ掛けに今はIT・Webコンサルタント業務やWebデザイナーさんへの技術講師の業務など多種多様に活動させて頂いております。
IT企業へ就職しながらフリーランスと二足の草鞋で活動を行っている期間もありましたが、ここまでお客様に恵まれてお仕事が出来ているのも14年の経験があったからだと思います。

Web業界に入り14年たちましたが、なぜ私はWebデザイナーを目指したのか
今回は、私がWebデザイナーを目指そうとした切っ掛けと理由をお話させて頂きます。

Webデザイナーになる前の経歴

昔から好奇心が強く、人生での経験を沢山経験する人間になりたいと思っていました。

高校を卒業して興味をもっていた飲食店業界に飛び込み、飲食店の厳しさ、礼儀、ルール、コミュニケーション力を学び、飲食店業を卒業し、兄と建設会社を設立しました。大きな組織の下請け会社として活動を行い、組織の役割、組織のありかたを知ることが出来、沢山の経験をさせていただきました。

その後、会社事業を拡大し、広告事業、印刷事業のサービスを開始。

事業は5年間、波にはのっていましたが、事業を拡大した事により業績が伸びず、余儀なく一度解散を決定しました。この経験は若くて得ることが出来たものと後悔は無く、大切な経験が出来たと思っています。

苦労も経験のうち、人間的に今まで以上の強さはついたような気がします。

解散後、前会社での協力して頂いていた方からお声がかかり、IT業界で初めて働くことになりました。IT業で活動をはじめ、「モノづくり」の楽しさ、面白さを知ることになりました。

「モノづくり」の楽しさを知るきっかけ

建設会社を設立したことによって、人生で初めてパソコンを触ることになりました。
元々細かい作業が好きだったり、マメな性格だったことから始めてパソコンを触った日から、パソコンの楽しさを知り、パソコンを触る毎日でした。
私が最初に使いだしたソフトは「Excel」「Word」と「AutoCAD」でした。
「AutoCAD」とは、家や構造物を設計する時に図面や設計図を書くためのソフトウェアです。

「Excel」を使った計算式の楽しさや「AutoCAD」での図面を描く楽しさに気づき、ソフトを利用して何が出来てどんなことが出来るのかと興味を持つことになりました。
私の場合は、パソコンの授業を受けれる学校やスクールは通うことはしなかったので、全て独学で勉強をし、自分でソフトを触りながら勉強をしていました。今の時代では学校やスクールも効率が良かったり、費用も安くなったりはしているので、きっと今の時代であれば学校やスクールに通う選択もしたかもしれません。

建設会社を設立しパソコンの知識と技術を何年か勉強し、興味を持ちすぎた結果、パソコンの組み立てなどにも興味を持ち、部品やパーツの勉強もしていました。

その後、広告事業、印刷事業を行う事で初めて「Adobe Illustrator」と「Adobe Photoshop」のソフトを使うことになりましたが、

初めて触った時の感想は

「すごい、パソコンでこんな事が出来るのすごい」
「自分で色んなデザインしたり出来るのすごい」

が最初に思った感想でした。

今でも「Adobe Illustrator」や「Adobe Photoshop」のソフトは改めてすごいソフトだなと思えるくらいすごいソフトですよね。パソコンで色んな事が出来るのもすごい事ですが、ソフトを使って絵を書いたり、写真を加工したり出来るのって普通に考えたらすごいですね。

そのころから、印刷や広告のデザインを知り、自分で様々なデザインを作れることに興味をもち、尚且つ、自分で作ったデザインを人に見てもらえる楽しさ、「モノづくり」の楽しさを知るきっかけとなりました。

Webデザイナーを目指した切っ掛け

その後に、IT会社で活動を行うことになり、業務でホームページをつくるお仕事がある事を知り、それ以来ホームページのデザインを制作することに将来性がある事を感じ必死で勉強をしました。

広告のデザインや印刷物のデザインを違ってホームページのデザインは、修正がききます。
印刷物のデザインとなると入稿し、印刷完了後に修正箇所や手直しが必要になった時、印刷のやり直しやトラブルが発生します。しかし、ホームページのデザインに関しては、ホームページを公開した後も修正は出来ます。
印刷物は印刷費用がかかり、売り上げに対して印刷会社への支払いなどが発生しますが、ホームページは費用がかかるとしてもドメイン費用やサーバー費用のみです。
それを考えればホームページを制作するデザイナーになれば売り上げからの出費がほとんどかからず、尚且つフリーランスで行えば、ほとんど技術料なので利益みたいなものですね。

そんな時に、

「ホームページをつくれるようになれば仕事がなくならない」
「ホームページをつくれるようになればお金を稼げるのかもしれない」

正直、Webデザイナーに興味をもち、始めようとした切っ掛けとなったのはこんなに気持ちでした。

それから必死に努力した結果、業務としてお客様からホームページの依頼を頂いたりお客様を紹介して頂いたりすることが増えました。
私の場合は、最初はWebデザイナーとして制作に周り、お客様の打ち合わせには参加せずに制作のみ業務で行っていましたが、2年、3年と作業員として活動を行った後、Webディレクターとしても活動を行うようになりお客様との打ち合わせにも参加するようになりました。

Webデザイナーを目指した理由

技術と経験を積み重ね、自分の技術力がアップすると身の回りの人からも依頼が来ることがあります。
徐々に身の回りのお客様も増えていき、企業で働きながら個人での活動が増えていきました。

そんな中でも、一番覚えているのが一番最初に私に依頼をしていたお客様からの一言です。

「お、めちゃめちゃいいのが出来ましたね。良かったです。」

何度も何度も修正を重ね、何度も打ち合わせを重ねて納品をしたお仕事でしたが、お客様に指摘されながら何度もやり直したりもしたお仕事でした。
時間もかかって何度も何度も修正し、やっと納品したホームページでしたが、お客様に笑顔ですごく喜んでもらえた事を今でも覚えています。

小さいころから「カッコいいもの」や「綺麗なもの」が好きでしたが、自分で「モノづくり」をしてそれをお客様に見てもらい喜んでもらえることはつくる人にとって最高の報酬だと感じました。

いずれは

「頼んで良かった」

の一言がもらえるようになりたいと思うようになりました。

日本の「モノづくり」をしている方、多彩な技術を持っている方々と同じ様に、Webデザイナーのお仕事も、こだわりを持ち、使ってもらえる方の想い、見てもらえる方の笑顔、それを感じれるからこそ日本の素晴らしい技術者が生まれると思っています。

私がWebデザイナーを目指した理由は、
沢山の人と出会い、沢山の人とコミュニケーションが出来る、そんな職業がWebデザイナーのお仕事であり、そこに 自分のつくった作品を見て「笑顔」で喜んでもらえる報酬があるからです。