さ行
サードパーティクッキーとは
サードパーティクッキーは、ウェブサイトを訪問するユーザーが、訪問したウェブサイトとは異なるドメインに所属する別のウェブサイトから提供されるクッキーのことです。
つまり、ユーザーが訪問したウェブサイトとは別の会社や組織が提供するクッキーであり、そのクッキーによってユーザーの情報が収集されます。
例えば、A社のウェブサイトを訪問したユーザーが、B社が提供する広告をクリックしてB社のウェブサイトに移動した場合、B社はサードパーティクッキーを使用してユーザーの情報を収集することができます。
このように、異なるドメインのウェブサイトでの情報共有が可能になるため、広告主やアドネットワークは、サードパーティクッキーを利用して、ユーザーの嗜好や行動を分析してターゲティング広告を表示することができます。
一方で、プライバシー保護の観点から、サードパーティクッキーの使用は問題視されることがあります。ユーザーが自分のデータが他の企業に共有されることを望まない場合、ブラウザの設定でサードパーティクッキーを無効にすることができます。
また、EUの一般データ保護規則(GDPR)などの法律により、ユーザーは自分のデータの収集と使用に関する情報を提供することが求められるようになっています。