2022.3.7|SEO対策
リンク切れを確認するおすすめの「チェックツール」5選
Webサイト運営を行っていると、きずかない所でリンク切れを起こし、目的のページに辿り付けない場合があります。Webサイトの運営を行っているとページのURL変更や記事の削除など色んな作業が発生します。記事を削除や変更した時に、リンク元となるリンクの変更をつい忘れてしまいそのままにしてしまう場合があります。
この様なリンク切れにより、404エラーコード(404 not found)が返され、「ページが見つかりません」と表示されてしまいます。
リンクが切れているままにしておくと、ユーザビリティやクローラビリティに悪影響を及ぼしてしまいます。
今回は、リンク切れを確認するおすすめの「チェックツール」5選を解説します。
本記事の内容
リンク切れとは
サイトの閉鎖、記事の削除、URLの変更、スペルミスなどが原因で、リンクをクリックしても、リンク先のページにアクセスができず404エラーコード(404 not found)のページが表示されてしまう状態のことを言います。
リンク切れが発生したことによる影響
Webサイト運営を行っていると何らかの原因でリンク切れになってしまう可能性があります。
リンク切れを起こしてしまっているとユーザビリティやクローラビリティに悪影響を及ぼしてしまいます。
ユーザービリティの低下
ユーザーが必要な情報を探しているのに、目的のページに辿り付けず404エラーコード(404 not found)の表示がされてしまうとユーザーは困ってしまいます。せっかくサイトに訪れたユーザーも探していた情報が見つからないとなるとサイトから離脱してしまいます。
もしかしたら、もうそのユーザーはサイトに訪れなくなるかもしれません。
このようにリンク切れが発生してしまうと「ユーザービリティ」を低下させてしまいます。
クローラビリティの低下
Webサイトは検索エンジンの「クローラー」というプログラムによって、自動でwebページの情報を取得し、データベースに登録(インデックス)されるようになります。
「クローラー」は定期的にWebサイトを訪れてサイトの情報を収集して検索結果ページに最新のデータを反映させます。リンク切れを起こしているページが発生してしまうと、「クローラー」が目的の正しいページに辿り着くことが出来なくなってしまいます。
検索エンジンはアルコリズムにより「クローラビリティ」の評価が高いものが上位に評価していきます。
途中でリンクが来ているページが増えてしまう事で「クローラビリティ」の低下させてしまいSEOにも悪影響を及ぼす可能性があります。
リンク切れを確認するリンク切れチェックツール5選
手作業でリンク切れをひとつひとつチェックするのはとても困難です。サイトの規模が大きくなれば大きくなるほどその困難さは高くなってきます。
WordPressを利用していれば、リダイレクトを設定する対応などありますが、対応策を設定する前にリンク切れをチェックするための「リンク切れチェックツール」をご紹介します。
W3C Link Checker
W3C Link Checkerは、World Wide Web Consortium(W3C)が提供するチェックツールです。
英語のみのチェックツールですが、ボタンひとつでブラウザ上で簡単にリンク切れチェックを行う事ができます。
https://validator.w3.org/checklink
Googleサーチコンソール(Google Search Console)
Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleが提供するチェックツールです。
Googleサーチコンソール(Google Search Console)にGoogleアカウントでログインを行い、メニューの「カバレッジ」を選択するとリンクの状態を確認する事ができます。
「エラー、有効(警告あり)、有効、除外」の4項目に分類され、リンクに問題がある場合は、「エラー」「有効(警告あり)」の2項目に分けられます。
https://search.google.com/search-console/about
dead-link-checker
dead-link-checkerは、株式会社エスロジカルが提供するチェックツールです。
URLを入力してチェックボタンを押すだけでブラウザ上で簡単にリンク切れをチェックできます。
https://www.dead-link-checker.com/ja/
trickster.tools
trickster.toolsは、株式会社トリックスターが提供するチェックツールです。
URLを入力してチェックボタンを押すだけでブラウザ上で簡単にリンク切れをチェックでき、「画像、pdf、doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx、xml、zip 」のリンクチェックは除外できるオプションなどが設定できます。
https://trickster.tools/link-checker/
Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、WPMU DEVが提供するWordPressのプラグインです。
WordPress(ワードプレス)のプラグインとしてインストールを行えば、簡単にリンク切れがないかを自動的にチェックしてくれます。オプションの設定もあり、細かくチェック内容を設定できます。また、固定ページ、投稿ページ、コメントの指定も可能です。
https://ja.wordpress.org/plugins/broken-link-checker/
まとめ
サイトを運営していると細かいところに手が届かなかったり忘れてしまう事があります。リンク切れもその一つでもありますが、ユーザービリティやサイトの評価に関わってくる問題は早い段階で解決していきましょう。 もしかしたら忘れているリンクの設定もあるかもしれませんので定期的にリンク切れチャックは行った方がよいです。「リンクチェックツール」は簡単にチェックができるので時間もそんなにかかりませんので是非おすすめします。