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ASP（エーエスピー）とは
ASPとは、Active Server Pages（アクティブ サーバ ページ）の略で、マイクロソフトが開発したWebアプリケーションフレームワークの一つです。
ASP（Active Server Pages）は、1996年にマイクロソフトによって開発されたWebアプリケーションフレームワークです。ASPは、動的なWebページを作成するためのテクノロジーであり、HTMLコードとスクリプトコードを組み合わせることでWebページを生成します。
ASPのスクリプトコードは、VBScriptやJavaScriptなどのプログラミング言語を使用して書かれます。スクリプトは、Webページが生成される前に実行され、ページの内容を決定します。ASPを使用すると、Webページ内に動的な要素を組み込むことができ、Webページをより動的で使いやすいものにすることができます。
ASPは、データベースとの連携が容易であることが大きな特徴の一つです。データベースからデータを取得して表示するWebアプリケーションを簡単に作成することができます。ASPは、ADO（ActiveX Data Objects）と呼ばれるオブジェクトを使用してデータベースとの通信を行います。データベースから取得したデータをWebページに表示することで、Webアプリケーションの機能性を高めることができます。
また、ASPはセッション管理やクッキーの取り扱いなど、Webアプリケーションに必要な機能を簡単に実装できることも大きな利点です。セッション管理を行うことで、Webサイトの訪問者が同じブラウザで複数のページを閲覧する際に、ブラウザが同じ訪問者であることを認識し、訪問者に関する情報を保持することができます。
現在は、ASPの進化版であるASP.NETが主流となっています。ASP.NETは、ASPよりも高速かつ安全にWebアプリケーションを作成できるようになり、機能性や使いやすさが大幅に向上しました。しかし、ASPは初期のWebアプリケーション開発において重要な役割を果たし、多くのWeb開発者にとって親しまれたフレームワークです。
