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EC-CUBE（イーシーキューブ）とは、ECサイトを独自で開発するECパッケージとして2006年にオープンソースとして公開されました。
ECサイトを構築する場合、「モール型」「ASPサービス」「クラウドサービス」「パッケージサービス」「オープンソース」「フルスクラッチ」と6つの方法があります。
EC-CUBE（イーシーキューブ）は、オープンソースのECサイト構築パッケージでが、「ASP」や「パッケージサービス」といった柔軟性も兼ね備えています。

EC-CUBE（イーシーキューブ）の特徴や機能について解説します。

EC-CUBE（イーシーキューブ）とは、日本企業の株式会社イーシーキューブが提供している無料で使えるオープンソースのECサイト構築パッケージです。
ECサイトの運営や管理に特化したCMS(コンテンツマネジメントシステム)ですが豊富な機能が標準で装備されている上、導入や操作も比較的簡単にできます。

日本国内で開発されている、ECサイト構築用プログラムなので、海外で開発され、日本語化されたソフトと比較すると、自然な日本語表記になっているため運営や開発も面倒な事がありません。 また、カスタマイズ性の高さも高い評価を持っています。

オープンソースのメリットはライセンス費用がかからないことですが、EC-CUBE（イーシーキューブ）を利用するにあたりサーバーは自社負担となります。ただ、その分カスタマイズに優れています。 独自性の強いECサイト構築パッケージではありますが、他のオープンソースに比べたら操作面でも扱いやすいシステムです。
EC-CUBE（イーシーキューブ）の主な特徴を紹介します。

1.無料で運用ができる（ライセンス費用がかからない）
2.豊富な機能が標準で装備
3.使い易い管理画面
4.日本国内で開発されたプログラム
5.カスタマイズ性が高い

EC-CUBEのサービスの一番の特徴は、オープンソース型なのでライセンス費用がかかりません。
「モール型」や「ASPサービス」の用に初期費用や月額費用といった費用もかかりません。
また、ゼロから「フルスクラッチ」等で開発するとなるとコストがかなりかかりますが、EC-CUBE（イーシーキューブ）は、パッケージ化されているので、ゼロからの開発もいらなくなります。

EC-CUBEのパッケージはECサイトを運営するのに十分な機能が揃っています。カートシステムや各種決済対応ももちろんの事、ECサイトに必要な機能がほぼそろってるとも言えるくらい多彩な機能を持っています。
ただ運営を行うだけでなく、「クーポンの発行」や「アンケート機能」や「継続課金決済」など、マーケティングに必要な機能も実装できます。

日本国内で開発されているシステムですので、管理画面の見易さも日本人が見易い管理画面のデザインになっています。在庫の管理や受注状況、売り上げ状況といった管理情報の管理画面から一括でダウンロード、印刷ができる為、レポートとしても活躍します。

日本のECサイト構築で最大のシェアを持つとされているのがEC-CUBEです。
管理画面やマニュアルも日本語対応だけに機能や操作性は使い易さという点で人気です。テンプレートも沢山揃っておりテンプレートのUIデザインも日本人に向けたデザインがほとんどです。

WordPressの用にCMSツールですので、エンジニアやプログラマがいなくてWebデザイナーの技術があれば自由にカスタマイズが行えます。WordPressと少し似ているところもあり、全体の構造を理解することで簡単にデザインをカスタマイズすることができます。
また、プラグイン等も800種類以上もあり、オプションとしての機能も追加することが可能です。

EC-CUBEでは、カスタマイズをすれば、オンライン予約やカスタムオーダーなど、ASPサービスやパッケージサービスでは実現できない様々な販売形態のサイトを作ることもできます。
「商品管理機能」「受注管理機能」「会員情報機能」「売上げ集計機能」「その他機能」の代表的な機能をご紹介します。

EC-CUBE（イーシーキューブ）は、開発されオープンソースとして公開されてから大分立ちましたが、昔と比べて今はだいぶ使い易くなっています。初期の公開時はバグやエラーも沢山ありましたが、今ははバージョンアップされたことでバグやエラーも減ってきたみたいですね。
無料で利用できるECサイトCMSとしての利用価値は高いかと思います。他のASPも沢山出てきてはいますが、機能の数としてはかなり上位のシステムだと思います。