2022.4.22|WordPress

WordPress(ワードプレス)で自動挿入される<p>タグと<br>タグを削除する方法

WordPress(ワードプレス)で自動挿入される<p>タグと<br>タグを削除する方法

WordPress(ワードプレス)で、記事を投稿すると自動的に「pタグ」や「brタグ」が挿入されます。自動で「pタグ」でテキストを囲ってしまったり「brタグ」が必要以上に入ってしまったりと不便な事も沢山あります。もちろん便利な事もありますが、Webページの「ソースコード」を見るとあまり綺麗とは言えません。
また、「pタグ」が自動で入ってしまう事でcss(スタイルシート)ファイルに記述している要素が思った通りに行かない場合もあります。

今回は、WordPress(ワードプレス)で自動挿入される<p>タグ<br>タグを削除する方法を解説します。

自動挿入される<p>タグと<br>タグを削除する方法

自動挿入される「pタグ」や「brタグ」を削除する場合は、全てのWebページから削除する方法と特定のページから削除する方法の二つの方法があります。

【「pタグ」「brタグ」の削除方法】
1.全てのWebページから削除
2.特定のページから削除

1.<p>タグと<br>タグを全てのWebページから削除

自動挿入される「pタグ」「brタグ」を全てのWebページから削除する場合は、「functions.php」ファイルに、タグを削除するコードを記述する必要があります。
記述して保存した「functions.php」ファイルをサーバーにアップロードを行うと、全てのWebページから自動挿入されるタグが削除されます。

全てのWebページから削除するコード
// 記事のpタグbrタグ削除
remove_filter('the_content', 'wpautop');

// 抜粋のpタグbrタグ削除
remove_filter('the_excerpt', 'wpautop');

2.<p>タグと<br>タグを特定のページから削除

自動挿入される「pタグ」「brタグ」を特定のページから削除する場合は、「テンプレート」ファイルに、タグを削除するコードを記述する必要があります。
記述して保存した「テンプレート」ファイルをサーバーにアップロードを行うと、特定のページから自動挿入されるタグが削除されます。
記事ページに利用している「content.php」「single.php」などのファイル内や固定ページに利用している「page.php」などのファイル内の記事を出力するための「the_content();」の直前にコードを記述します。

全てのWebページから削除するコード
<?php remove_filter('the_content', 'wpautop'); ?>
<?php the_content(); ?>

まとめ

「pタグ」や「brタグ」が自動挿入されてしまうと、CSS要素で設定している余白やスペースがうまくいかなくなります。また、Webブラウザに表示されているソースコードがあまり綺麗になりません。画像などのイメージファイルも「pタグ」で囲ってしまうので気になる方は削除する設定をしておいた方が良いです。